こにはめも

ハンガリーのキッチン「Konyha:こには」 より料理とレシピのメモ

【天然酵母】日本で作る!「基本の天然酵母パン」パンの成形・焼き方。

【天然酵母】日本で作る!「基本の天然酵母パン」パンの成形・焼き方。

小麦粉とお水で作った「天然酵母」を使って。

日本の強力粉、元気な天然酵母、塩、お水と混ぜて作る「基本の天然酵母パン」

 

天然酵母パンを焼き上げるまでの日数は、約3日。

  • 1日目  自家製天然酵母を元気にする日。
  • 2日目  元気な自家製酵母を使って、パン生地作り。(オーバーナイト法)
  • 3日目  パンの形を作り、焼く。

 

【1日目】

まず、天然酵母パン作りのために、天然酵母を元気にする準備をして。

 

小麦とお水で作った天然酵母を元気にする工程は、

【天然酵母】日本で作る!「基本の天然酵母パン」天然酵母の様子と準備について。 こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

 

【2日目】

その元気な天然酵母を使って、パン生地を作り、冷蔵庫で寝かせて休ませました。

ゆっくりじっくり小麦の旨味を引き出した、天然酵母のパン生地。

 

パン生地作りは、

【天然酵母】日本で作る!「基本の天然酵母パン」パン生地の作り方・レシピ。こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

 

今日は、天然酵母パン作り【3日目】

じっくりと冷蔵庫で休ませたパン生地を使って。

はじめて日本で作る!「基本の天然酵母パン」のパンの成形・焼き方をご紹介します♡

【天然酵母パン】日本で作る!「基本の天然酵母パン」パンの成形・焼き方。

【天然酵母】日本で作る!「基本の天然酵母パン」パンの成形・焼き方。

パンを焼くための耐熱容器。

いつもハンガリーで天然酵母パンを焼く時、

とってもシンプルなPYREXのガラスのフタ付き耐熱容器に入れて、天然酵母パンを焼いています。

 

そのままオーブンに直接入れて焼いてみたり、

水蒸気を出すために、耐熱容器にお水を入れて、オーブンを温めて、オーブンの中にスチームを作って、、などと色々試しましたが。。

 

ハンガリーで一般的に天然酵母パンを焼く方法、

フタ付きの耐熱容器に入れて焼く!

これが、皮がカリッと中がもちもちに焼ける方法かな、と◎

こんな感じです◎

パン生地を耐熱容器に入れて、クープを入れる。
パン生地を耐熱容器に入れて、クープを入れる。
パン生地をフタ付きの耐熱容器に入れて、クープを入れて、焼く。
 

さて。

久しぶりに日本へ帰ってきて。

どんな耐熱容器で焼こうかな〜っといろいろと物色。。

 

これはよさそう!と見つけたものは、フタ付きの鉄の丸いお鍋とガラスのフタの付いた四角い耐熱容器。

この2つの耐熱容器を使って焼いてきます◎

フタ付きの鉄の丸いお鍋とガラスのフタの付いた四角い耐熱容器。
フタ付きの鉄の丸いお鍋とガラスのフタの付いた四角い耐熱容器。
フタ付きの鉄の丸いお鍋とガラスのフタの付いた四角い耐熱容器。

 

前日に冷蔵庫に入れて【写真左】一晩(約12時間)休ませていたパン生地【写真右】

冷蔵庫から取り出してみました。

ぷくぷくっと大きな気泡ができて、いい感じに発酵が進んでいるようです◎

冷蔵庫に入れて【写真左】一晩休ませていたパン生地【写真右】
冷蔵庫に入れて【写真左】一晩休ませていたパン生地【写真右】
冷蔵庫に入れて【写真左】一晩休ませていたパン生地【写真右】

では。

【天然酵母】日本で作る!「基本の天然酵母パン」パンの成形・焼き方をご紹介します♡

【天然酵母】日本で作る!「基本の天然酵母パン」パンの成形・焼き方。

パンの成形。

オーブンを250℃に設定して、温め始めます。 

1. 一晩(約12時間)冷蔵庫で休ませて、発酵の進んでいるパン生地を冷蔵庫から取り出します【写真左】

2. 台の上に打ち粉をして、パン生地を取り出します【写真右】

一晩冷蔵庫で休ませたパン生地を打ち粉のした台の上に取り出す。
一晩冷蔵庫で休ませたパン生地を打ち粉のした台の上に取り出す。
一晩冷蔵庫で休ませたパン生地を打ち粉のした台の上に取り出す。

3. 半分のパン生地を【写真左】三つ折りにします【写真中央】

4. 生地の左上を右下へ折り、同じように右上から左下へ折りたたみます。

5. 同じように左下から右上へ、右下から左上へと折りたたみます【写真右】

 

詳しいパンの形を整える方法は、

以前の記事、【天然酵母パン】基本の天然酵母パンの作り方。パンを焼く。 こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

パンの成形。
パンの成形。
パンの成形。
パンの成形。

6. 閉じた目を下にして、両手で優しく包みながら丸く形を整えていきます。

閉じた目を下にして、両手で優しく包みながら丸く形を整える。

閉じた目を下にして、両手で優しく包みながら丸く形を整える。

残ったパン生地も同じ様に、形を整えていきます◎

パン生地の成形。
パン生地の成形。
パン生地の成形。
パン生地の成形。

パン生地がゆるめなので、、打ち粉も多めに使いました。

優しく両手で包み込みながら、形を整えます。

優しく両手で包み込みながら、形を整える。

優しく両手で包み込みながら、形を整える。

7. パンを焼く耐熱容器の底にバターを薄く塗り、フタ付きの鉄のお鍋にはオーブンペーパーを入れます。(焼きあがった時にパンが取り出しやすくなります◎)

8. 形を整えたパン生地を⑦の型に入れます【写真左】

9. パンの切り込み(クープ)を入れます【写真右】

耐熱容器に入れて、切り込み(クープ)を入れる。
耐熱容器に入れて、切り込み(クープ)を入れる。
耐熱容器に入れて、切り込み(クープ)を入れる。
パンの焼き方。

1. パンの切り込み(クープ)を入れたら、すぐに耐熱容器のフタをして※、温めていた250℃のオーブンに入れて約20〜25分焼きます。(軽く焼き目がつく程度まで焼く)

※ フタ付きの耐熱容器がない場合は、別の耐熱容器などにお水を入れてオーブンに入れると◎水蒸気が美味しいパンを焼くポイント◎

2. オーブンの温度を220℃に下げて、さらに約20〜25分焼きます。

3. いい色に焼けてきたらフタを取ってさらに約5〜10分焼きます。※※

※※外側をカリッと焼き上げます◎

オーブンによって焼き加減が違うので、焦げないように注意しながら焼くと◎

【天然酵母パン】日本で作る!「基本の天然酵母パン」焼き上がり。

【天然酵母】日本で作る!「基本の天然酵母パン」焼き上がり。

今回、はじめてフタ付きの鉄のお鍋を使って天然酵母パンを焼いたのですが、、

鉄のお鍋のフタはかなり重く、、完全に密閉されてしまうせいか??

なかなか膨らまず、、かな〜り時間をかけて焼きました。

ガラスのフタの耐熱容器は、いつも通りの時間で焼けました◎

 

使用する耐熱容器によっても焼き加減が全然違うな〜と。。

無事に焼き上がった「基本の天然酵母パン」は、こんな感じです◎

【天然酵母パン】日本で作る!「基本の天然酵母パン」
【天然酵母パン】日本で作る!「基本の天然酵母パン」
【天然酵母】日本で作る!「基本の天然酵母パン」

焼き上がったパンの粗熱をとって、耐熱容器から取り出します。

【天然酵母パン】日本で作る!「基本の天然酵母パン」
【天然酵母パン】日本で作る!「基本の天然酵母パン」
【天然酵母】日本で作る!「基本の天然酵母パン」

お好みの厚さにカットして、できあがり♡

【天然酵母パン】日本で作る!「基本の天然酵母パン」

【天然酵母】日本で作る!「基本の天然酵母パン」

今日は、日本で作る!「基本の天然酵母パン」のパンの成形・焼き方についてご紹介しました。

 

はじめて日本で焼いてみた天然酵母パン。

皮はカリッと、中はもちもちに焼けてとっても嬉しかったのですが。。

 

パン生地はかなりゆる〜い感じ。

パンの形を作るのに打ち粉を多めに使って、、何とか形を整えたので。

パン生地の水分量は、少し減らして作ると作りやすくなるかな〜と思いました。

 

耐熱容器も、鉄のお鍋で焼くと時間はかかりましたが。

カリッと香ばしく焼けて。

中はもちもち。

まだまだ色々試していきたいな〜と思う、日本でのはじめての天然酵母パン作りでした◎