こにはめも

ハンガリーのキッチン「Konyha:こには」 より料理とレシピのメモ

【ハンガリー料理】ハンガリー人の友人直伝!きゅうりのお漬物「Kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」作り方・レシピ。

パンと日光で作るきゅうりのお漬物「Kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」

小さめのきゅうり、ディル、にんにく、パンでフタをして日光に当てて作る、ハンガリーのお漬物「Kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」

 

パンと日光で作るハンガリーのお漬物「Kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」について以前お話ししましたが。

今日は、ハンガリー人の友人から教えてもらった作り方・レシピを写真を交えてご紹介します♡

 

以前の記事、ハンガリー式!パンと日光で作る?きゅうりのお漬物。は、こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

きゅうりのお漬物「Kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」のハンガリー語の意味は、

kovászos:コヴァーソシュ =天然酵母の

uborka:ウボルカ =きゅうり

ハンガリーでは略して「koviubi:コヴィウビ」と呼ばれたりもします◎

 

その名の通り、きゅうりの上に置いたパンが熱に反応して乳酸が出てくるようで。

乳酸発酵のお漬物。

 

作り方はとってもシンプル!

瓶の中にディル、小ぶりのきゅうり、にんにくを層にして入れて。

お塩、お湯を入れて。

フタをして、日光に当たりやすい場所に2〜3日置いておくだけ。

日に当たっていると蒸発して水分が減ってくるので、減ってきたらお湯を足すことがポイント◎

 

出来上がった後は、冷蔵庫でよ〜く冷やして食べるハンガリーのきゅうりのお漬物「kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」

【ハンガリー料理】ハンガリー人の友人直伝!きゅうりのお漬物「kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」

【ハンガリー料理】ハンガリー人の友人直伝!きゅうりのお漬物「kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」

「kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」の材料。

使う材料は、小ぶりのきゅうり、ディル、にんにく、パン、お塩、お水。

そして、大きな瓶を用意します。

今回は、約2.5kgのきゅうりを使うので、4Lの瓶を使用◎

 

小ぶりなきゅうりは、ハンガリー語で「kovászolni való uborka:コヴァーソルニ ヴァロー ウボルカ」

ちょっと長いですが、簡単に訳すと。

「酵母漬けにするためのきゅうり」

大きさは約8〜10cmくらい。

 

日本の一般的なきゅうりは大きいので。

「koviubi:コヴィウビ」作る場合は、ピクルス用のきゅうりをオススメします◎

ハンガリーのきゅうり「kovászolni való uborka:コヴァーソルニ ヴァロー ウボルカ」

ハンガリーのきゅうり「kovászolni való uborka:コヴァーソルニ ヴァロー ウボルカ」

今回、使用する瓶は、かなり大きめのサイズなので。

きれいに洗った後、熱湯を入れて消毒をします◎

 

後は、たっぷりのディルと、にんにく、パンを使います。

パンは、瓶の大きさにもよりますが。

きゅうりのフタをするくらい様子を見ながら入れていきます。

大きめの瓶、ディル、にんにく、パン。
大きめの瓶、ディル、にんにく、パン。
大きめの瓶、ディル、にんにく、パン。
大きめの瓶、ディル、にんにく、パン。
大きめの瓶、ディル、にんにく、パン。

では、ハンガリー人の友人直伝!きゅうりのお漬物「kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」作り方・レシピ。をご紹介します♡

ハンガリー人の友人直伝!きゅうりのお漬物「kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」作り方・レシピ。

:材料:(4Lの瓶を使用の場合)

今回は4Lの瓶を使用します。瓶の大きさに合わせて量を変えても◎

  • 小ぶりのきゅうり  2.5kg
  • ディル  1束(たっぷりめ)
  • にんにく 5片
  • パン 適量(今回は食パン2枚分くらい使用)
  • 水 適宜 ※
  • 塩 お水1リットルに対して15g

※今回は、1.5リットル使用しました◎

:作り方:

1. きゅうりをよく洗います。

きゅうりをよく洗う。
きゅうりをよく洗う。
きゅうりをよく洗う。

2. きゅうりの両端をカットして、きゅうりに沿って5箇所ほどナイフで切れ目を入れます。

きゅうりの両端をカットして、きゅうりに沿って5箇所ほどナイフで切れ目を入れる。
きゅうりの両端をカットして、きゅうりに沿って5箇所ほどナイフで切れ目を入れる。
きゅうりの両端をカットして、きゅうりに沿って5箇所ほどナイフで切れ目を入れる。
きゅうりの両端をカットして、きゅうりに沿って5箇所ほどナイフで切れ目を入れる。

3. 熱湯消毒した瓶の底に3/1のディルを入れます【写真左】

4. 切れ目を入れたきゅうりを縦にギュッギュッと入れます【写真右】

瓶の底にディルを入れて、きゅうりを縦に入れる。
瓶の底にディルを入れて、きゅうりを縦に入れる。
瓶の底にディルを入れて、きゅうりを縦に入れる。

5. ディルの3/1、にんにく2〜3片(半分にカットしたもの)を入れます。

ディルの3/1、にんにく2〜3片(半分にカットしたもの)を入れる。
ディルの3/1、にんにく2〜3片(半分にカットしたもの)を入れる。
ディルの3/1、にんにく2〜3片(半分にカットしたもの)を入れる。

6. 再び、残りのきゅうりを入れて、その上にディル、にんにくを入れます。

残りのきゅうりを入れて、その上にディル、にんにくを入れる。
残りのきゅうりを入れて、その上にディル、にんにくを入れる。
残りのきゅうりを入れて、その上にディル、にんにくを入れる。

7.  お鍋にお塩、お水を入れて沸かします(お塩が溶ければいいので、沸騰させなくても◎)

8. ⑦を瓶に注ぎます【写真左】

9. カットしたパンを大きめにちぎりながら入れます【写真中央】

10. 再び⑦をゆっくりとパンが浸かるくらい注ぎ入れます【写真右】

お塩を溶かしたお湯を注ぎ入れる。
お塩を溶かしたお湯を注ぎ入れる。
お塩を溶かしたお湯を注ぎ入れる。
お塩を溶かしたお湯を注ぎ入れる。

11. 日が当たるところに置いて、お皿をひっくり返してフタをします。(ホコリと乾燥防止のため)

お天気にもよりますが。

液体を温かい状態に保つことが大事なので、日に当たる場所に約2〜3日ほど置いておきます。

※ 中の液体が少なくなってきた場合。

きゅうりが浸かるようにお湯(お塩を溶かしたもの)を足すことがポイント◎

陽の当たるところに置いて、お皿をひっくり返してフタをする。

陽の当たるところに置いて、お皿をひっくり返してフタをする。

3日後。

12. 液体が白く濁ってきていい感じになっています◎

液体が白く濁ってきていたらきゅうりを取り出す。

液体が白く濁ってきていたらきゅうりを取り出す。

14. パンとディルを取り出します。

15. きゅうり、にんにくをお水で洗って保存容器に入れます【写真左】

16. 瓶に残った白く濁った液体を濾しながら、きゅうりが浸かるように入れます【写真右】

17. 冷蔵庫に入れてよく冷やします。

保存容器に洗ったきゅうりを入れ、液体を濾して入れる。
保存容器に洗ったきゅうりを入れ、液体を濾して入れる。
保存容器に洗ったきゅうりを入れ、液体を濾して入れる。

18. できあがり♡

下準備の際に入れたきゅうりの切れ目に沿って、手で割って食べると◎

ハンガリー人の友人直伝!きゅうりのお漬物「kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」

ハンガリー人の友人直伝!きゅうりのお漬物「kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」

「kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」の保存方法。

できあがった「kovászos uborka:コヴァーソシュ ウボルカ」の保存は、きゅうりが液体に浸かっていることが大事。冷蔵庫で約1〜2週間ほど可能だそうです。

 

よ〜く冷えたきゅうりのお漬物は、冷蔵庫にあると嬉しい一品。

ハンガリー料理に添えて、またこのまま食べても◎

暑い夏の日光とパンで作るハンガリーのお漬物です。