コロンボの銅像とファルク ミクシャ通り:Falk Miksa utca
ハンガリーブダペストの中心地にあるFalk Miksa utca:ファルク ミクシャ通り。
この通りにアメリカのサスペンス・テレビ映画『刑事コロンボ』の主演を演じたピーター・フォークと映画にも登場した彼の愛犬の銅像があります。
彼が飼っていた犬、名前はドッグ。
刑事コロンボが頭をかき、ドッグがコロンボを見上げているかわいい銅像。
アメリカの俳優さんですが、なぜかここハンガリー、ブダペストの中心地に数年前、突然現れた銅像。
ちょっと不思議に思ったので調べてみました◎
なぜハンガリーにアメリカ人のコロンボがいるのか?
ブダペストの街中に突然現れた「コロンボの銅像」
なぜここハンガリーにアメリカ人のコロンボの銅像??
答えは、コロンボを演じた俳優ピーター・フォークの曽祖父がハンガリー人のFalk Miksa:ファルク・ミクシャだったという説があって。
ピーター・フォークのハンガリー名はFalk Peter:ファルク・ペーテル。
ヨーロッパでは珍しくハンガリーでは日本と同じように「姓・名」の順番で名前を表記するのですが。
Falk:ファルク(フォーク)が苗字、Peter:ペーテル(ピーター)が名前。
曽祖父のファルク・ミクシャは政治家であり作家、ジャーナリストでもあった方。
多くのハンガリー人は世界的に有名な刑事コロンボ、ピーター・フォークにはハンガリー人の曽祖父がいた、と信じているようですが、、
実際のところはまだ不明な点があり、はっきりわかっていないそうです。
ファルクミクシャ通りに入っていくと。
なんとも雰囲気のある平日限定の簡易古本屋さんがあります。
車輪のついた本屋さんは開店すると、
閉まっていた扉を恰幅のいいおじさんが手で開け、横にパイプ椅子を置き、ど〜んっと座っています。
本好きなハンガリー人の方々が足を止め。
本を選ぶ姿はちょっとタイムスリップしたかのような、そんな雰囲気も感じられます。
画廊、アンティークショップが軒を連ねる宝物通り。
ファルク ミクシャ通りはブダペストの中でも有名な画廊や、アンティークショップが並ぶ通り。
並木道なので歩いていてもとても気持ちのいい通りです。
「Jászai Mari tér:ヤーサイ マリ テール」と呼ばれるヤーサイ マリ広場というトラムの駅を降り、そこからファルク ミクシャ通りを歩いていくと観光地にもなっている国会議事堂へ行くこともできます。
年に数回?開催されているというオークションの下見会。
この通りにある画廊で開催されていた、絵画のオークション前に出品作品を見学できる下見会に私もハンガリー人の友人と行ったことありますが。
ハンガリーの古い絵画から現代の絵画まで、興味深いものがたくさん!
ハンガリーの絵画は正直、あまり知らなかったのですが。
アンティーク好きの方には宝物通り!というくらいアンティークの好きな友人は1日中この通りを行ったり来たりしても飽きないそう。
アンティーク好きな方、絵画の好きな方にはオススメしたい通りです♡