こにはめも

ハンガリーのキッチン「Konyha:こには」 より料理とレシピのメモ

ハンガリーのパプリカ「Kápia paprika:カーピアパプリカ」

ハンガリーのパプリカ「Kápia paprika:カーピアパプリカ」

ハンガリー特産のパプリカ。

以前、うすい黄色のとがった形をしたパプリカについて、お話ししましたが。

今日は、別の種類のパプリカ「Kápia paprika:カーピアパプリカ」についてご紹介します。

 

「Kápia paprika:カーピアパプリカ」は、赤や緑などの種類がありますが。

今日ご紹介する「カーピアパプリカ」は、一番ポピュラーな真っ赤なパプリカ。

今が旬のパプリカで、味が濃く、濃厚な甘みが特徴です◎

 

ハンガリー人がよく「vitaminbomba:ビタミンボンバ(ビタミン爆弾)!」と言うくらいビタミンが豊富なパプリカ。

 

以前の記事、 ハンガリー特産のパプリカについて。は、こちらからどうぞ♡

konyhamemo.hatenablog.com

カーピアパプリカ:kápia paprika

カーピアパプリカ:kápia paprika

 

「Kápia paprika:カーピアパプリカ」はビタミン爆弾!?

ハンガリー人がvitaminbomba:ビタミンボンバ(ビタミン爆弾)!と言うカーピアパプリカの栄養素、ちょっと調べてみました。

ビタミンC、カルシウム、リン、カリウム、βカロチンなど。栄養豊富!

そして、コレステロール低下作用、血液循環をよくするなど、嬉しい効能が◎

 

農家の友人のオススメの食べ方は、シンプルにグリルなどで焼くこと。

「糖度が高い割にカロリーが少なくていいのよね〜、グリルやオーブンで焼いて食べるのが一番甘みが引き出されて美味しいよ!」と。

カーピアパプリカ:kápia paprikaをカットすると。

カーピアパプリカ:kápia paprikaをカットすると。

ハンガリー人のパプリカの切り方。

パプリカはハンガリー人にとって欠かせないお野菜No.1!と言ってもいいくらい食卓によく登場します。

 

家庭によって食卓に登場する形はいろいろですが。

カットして食卓に出したり、洗ってそのまんま丸ごとを出して、それを好きなだけカットして食べるといったスタイル。

 

ハンガリーではパプリカを生でそのまま食べる時は縦にナイフを入れてカットするのが一般的なのですが。

 

ハンガリー人の友人宅に伺った時。

友人のお父さんが食卓でパプリカを左手に持ち、右手に持ったナイフでとがった先からヘタに向かってスーッとカットしていました。

その丁寧さは本当に見事!と言うくらい、キレイな手さばきで。

2〜3cmの幅のパプリカスティックが完成!

 

縦にパプリカをカットしながら、細かい種を取り除き、縦に走る白い筋をナイフでカットして取り。

「これはパプリカの血管。必ず取って食べるんだよ」と。

 

血管??っと驚いたのですが。

この白い筋は、辛い種類のパプリカを食べる時はこれが辛味の正体とか。

取り除くことで辛味を軽減できるそうです。

 

たま〜に形が似ている甘いパプリカの中に辛いものが混ざって売られてしまうこともある、とお話しされていたので。。気をつけたいと思います。

ハンガリーのキャベツサラダ。csalamádé:チャラマーデ。

ハンガリーのキャベツサラダ。csalamádé:チャラマーデ。

ハンガリーのキャベツサラダ「csalamádé:チャラマーデ」

この真っ赤なカーピアパプリカは生で食べるのが一番!

キャベツ、人参、きゅうり、ハンガリー特産パプリカをさっと混ぜて。

ハンガリーのキャベツサラダ、csalamádé:チャラマーデにしました◎

 

味付けはとってもシンプルにお塩、お砂糖、お酢だけ。甘酢でさっと混ぜたもの。

旬のカーピアパプリカの甘みがとっても濃厚だったので、普段チャラマーデに入れているスパイス、マスタードシードやローリエは入れず、そのまんまのお味を楽しみました♡

以前の記事、農家の友人に教わったレシピ

ハンガリーの作り置き可能!さっぱりキャベツサラダ「csalamádé:チャラマーデ」は、こちらからどうぞ♡

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